少年サッカーの応援マナー

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manner
今は次男が小5長男は中2。長男が小学生の低学年から少年サッカーに携わり、いろんな試合、いろんなチーム、そして我がチームでもいろんな親、そしてコーチや監督を見てきました。

「人の振り見て我が振り直せ」

この格言が当初、とても役に立ちました。
右も左もわからずにこの世界に飛び込んで、試合では審判をし、応援席に回り、時には監督と共にベンチに座る。

今では監督・コーチとしてベンチに入っていますが、なんにもわからなかった当初は他の親がどうしているか?他のチームの親たちは?監督は?
他人の行動、言動を事細かに観察しました。

そこで得た経験が今の自分の基礎になっています。
例えば、「少年サッカー 応援 酷い」とググってみると本当に多くの人が大人のマナーの悪さに呆れかえっている事がわかります。

ある程度の経験を踏めば、マナーもわかってくると思いますが、2-3年でローテーションする少年サッカーの分野では、親の教育は間に合わないのかも知れません。

いったい、主役は誰なのか?自分の子が、チームの子がプレーしているのに、自分がプレーしているかのようにゲキやヤジを飛ばす大人たち。

相手チームの選手のプレーは元より、審判や相手チームのベンチにまで。
リスペクト活動もたぶん、こういう負の要素から立ち上がったものでしょう。

私はチーム連絡用の携帯サイトを担当しています。
予定や試合結果など、チームに関わる全ての保護者、コーチの情報共有サイトです。

そのページに以下バッド (下向き矢印) のようなページを作成しました。

☆試合中の応援マナー☆

試合中の応援について
試合中、子供に対する『指示』にあたる応援行為は慎んで下さい。
サッカー競技規則にある通り、選手への指示はベンチの監督、又はコーチ何れか1人のみに限定されます。
ルールに反した場合、ペナルティが課されます。
(監督への警告、又は退場処分)

サッカー 悪い例爆弾
×「そこ、シュート打て]
×「キープして」
×「誰々にパスしろ」
×「裏に走れ」
×「何番マーク空いてるよ」
×「中に入れろ」
×「○○フォローして」
以上 icon-arrow-up は「指示行為」にあたります。

サッカー 良い例 (Good Supporter手 (チョキ) )
○「いいよいいよ」
○「元気出して行こう」
○「○○ナイスプレー」
○「最後まで諦めるなぁ」
○「まだ終わってないよ」
○「○○ガンバレ」
○「○○惜しいよ、次は決めれるよ」
以上 icon-arrow-upのような「ポジティブな声援」に徹して下さい。

また、お父さん、お母さんは、子供にとって誰よりも一番の最高のサポーターです。
子供たちは自分自身の為、チームの為にプレーします。

監督やコーチの指示を元に自分自身でゲームの状況を判断し、考え、行動します。
叱られ、怒鳴られたりすれば、気持ちも落ち込み、本来の力さえ出せなくなります。

お父さん、お母さんがご自分のお子さんやチームにかける声は常に“励まし”であり、
子供達を勇気付けるものであってほしいのです。 指示はコーチがします。

そして、審判は保護者のボランティアです。子どもの為に汗を流してくれています。
どうしても異議のある場合、チームの監督、代表者を通し、主催者に伝えてもらうように
しましょう。その場で野次ったりしても主審の判断は覆りません。

また、大人が審判のジャッジに文句をいうチームは、子どもも文句をいうチームになりがちです。

そして、そういうチームほど弱いものです。なぜなら大人も子供も自分の過ちを他人のせいにするからです。

子どもは大人をよく見ています。審判をはじめ、競技に関わる全ての人&モノに日本サッカー協会は「リスペクト」を掲げています。

判定が許せないという方は審判員として活動し、周囲のレベルを上げましょう。
口先ばかりの批判は簡単です。行動しましょう。
以上、○○○FCのサポーターとして周知、徹底下さるよう、お願い申し上げます。

右斜め上 このようなページを作りました。
しばらくして効果があったのか定かではありませんが、応援席に少し変化がありました。あせあせ (飛び散る汗)

また、以下のような学者の言葉があります。

鉛筆 ダレル・バーネット (スポーツ心理学者)
「保護者として、もし我が子に正しい振る舞いをさせたいと願うのなら、
子供のサッカーの試合中の己の振る舞いを思い返すことだ。
ポジティブな声をかけているか? 批判、批評ばかりしていないか?
感情に振り回され、過剰な反応をみせてはいまいか?
我が子の試合を観戦するとき、肝に銘じなさい。
自分の振る舞いは雄弁に語り、子供はそれをよく見ている、と」

どうでしょう?ダメだと表面からいうのではなく、こういう文章をチームに関わる全ての人に見せることにより何かが変化するのではないかと思います。
と同時に子供たちも自ら考えるサッカーをするようになりチーム力も必然的にあがるものと思います。

保護者の声にいちいちビクビクしながらやるスポーツなんて楽しくない=伸びません。
自分の思うようにボールをコントロールし試合を運ぶから楽しいのです。

チームを強くするためには、まず大人たちが変わることです。子どもに上達して欲しい。チームを試合で勝たせたい。誰しも自分の子が可愛いのです。

そのための第一歩が「応援マナー」だと思います。

◇参考リンク(サカイク)◇
安易なコーチ批判より、指導効果を高める「保護者のポジティブ思考」

◇サッカー名言集より◇
ゴードン・ストラカン (セルティック監督)

「子供はもう十分にサッカーをしていると語る人は多い。しかし、私はそうは思わない。
子供が受けているのは過度なプレッシャーだ。学校でも、クラブでも、サイドラインからの大人の叫び声にさらされている。
親やコーチのためのサッカーになってしまっており、ミスから学ぶ機会を失っている。
たとえば子供がドリブルをしていて、ファールを受けてしまったとしよう。すると、彼は”ちょっと持ちすぎたかな。パスしたほうがよかったかも”と考えたり、チームメイトから”そこはドリブルじゃないだろ。パスだろ”と言われる。そうして学んでいけばよいのだ」