週間朝日「手術数でわかるいい病院2013全国」の裏事情?

この記事は2017年8月19日に最終更新したものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

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http://www.jshbps.jp/assets/files/files/asahi.pdf

(※12/20まで上記PDFへのリンクは生きておりましたが12/21に404not found)

asahi

スナップショット

緊急のお知らせ
(週刊朝日からの特別広告企画の案内について)

前略 本日、週刊朝日が2013 年2 月発売予定の「手術数でわかるいい病院2013 全国」に掲載する広告企画の案内を、【取材協力:日本肝胆膵外科学会 理事長 宮崎 勝】と表し、多くの病院施設に広告掲載を持ちかけ、広告料として100 万円以 上のお金を要求していることが判明いたしました。

本学会および宮崎個人は、週刊朝日の同企画に対し、一切の関わり を持っておりません。
その旨ご承知いただき、ご注意くださいますようお願い申し上げます。

【12/21追記】
12/21未明、上記のPDFが削除され、代わりに以下の内容が加筆されていました。

また、朝日新聞出版より以下の謝罪文が学会の宮崎理事長宛に送付されたそうです。
朝日新聞出版からの謝罪文(リンク)

宮崎先生へのお詫び

宮崎先生へのお詫び

宮崎先生へのお詫び

宮崎先生へのお詫び(続き)

今回の件は、これで
「さあ、一件落着、目出度し目出度し、よよいのよい!はぁ、めでてえな!(・∀・)」
と時代劇のようにいったのでしょうか?

お金のあるところは広告料を積んで都合の良い事を書いてもらい患者さんを呼ぶ。
お金のないところは患者さんを奪われる。
ただ、そのお金を出しているのは患者さんなんですね。

広告を出すような病院は、そのお金を患者から取らねばならないわけですから、必然的に医療費は高くなる。
商売にも言えることですが、欲張らず、コツコツと地道に信用を得て行ったほうが最終的に長く続きます。

長い目で見たら一時的な客の入りなど”その場しのぎ”でしかないと思います。
広告料など積まなくても真面目にやっているところなら患者さんは自然に付く。
余計な出費(広告・宣伝)をしないからお金は残る=患者さんにも負担をかけずに済む。

良心的な医療費は感謝される。
結果、患者は増える。世代が変われど子が受け継ぎ、人が人を呼び、経営も自然とうまくいく。
それが本来のあるべき姿です。技術に人柄が加わって人は信用を得るのです。
病床数が増えようとも人が人に接するのです。やることは同じです。

多かれ少なかれ、メディアの世界の裏側でこのような事が行われているのは、たびたび表沙汰になることから隠せない事実でしょう。
我々は情報に翻弄され、本質を見失わないよう気をつける事が大切です。