試合を組まないのは大人の勝手?

少年サッカー
この記事は約2分で読めます。
この記事は最終更新日から10年経過しています。内容が古い可能性があります。

ブラジルでは、上手な子は練習、下手な子は試合をさせるというのが
少年サッカーチームの指導方法だと以前、セルジオ越後さんが言ってました。

今回、練習不足だと言って試合を組まない事がチームの方針で決まりました。
でも試合にいつも出ているのはスタメン。
普段から試合に出られない子には、関係のない話です。

スタメンになれない子の為に試合を組んであげる事は出来ないのでしょうか?
試合に普段から出たくても出られないのに、今度は試合をしない参加しないという。
全く大人の身勝手な判断と思わざるを得ません。

試合をやってもいい所が全く見えない=試合は封印
それって誰のせい?
教えてるのは誰?
監督は誰?
コーチは?
チームの責任者は誰?

子どもにとっては、迷惑な話です。特にスタメンでもない子には。

試合というのは、楽しいものです。
それが負けたって勝ったってとにかく子供にとって試合は楽しいんです。
試合に出てプレーする事が楽しいんです。
大人にも子供の時代があった筈です。
思い出してみてください。試合は、楽しくなかったですか?
強いチームに入っていたのなら、勝ちに拘らなくてはいけないでしょうから
緊張感の中でプレーしなければならず、楽しさは半減していたかも知れません。

ですが、小さい子には、それなりの楽しさがあるという事も理解しなければなりません。
勝っても負けても試合でプレーする事が楽しい。
知らない相手とボールを転がし、奪い合い、真剣勝負。
そういう子ども達の為に、試合を組んであげても悪い事とは思えません。

そしていつか気付く筈です。
試合に勝つ為には、練習が必要なんだと。

大人は子どもを物のように扱い過ぎです。
子供に考える機会を与える事が必要です。
試合に勝てないから試合は取らない。組まない。練習足りない。練習させる。
そんなの子どもにイヤというほど試合をさせていれば子ども達が自分たちで気付く筈です。

大人に押し付けられて何かをするのでは、子どもは成長しません。
子ども自身が気付いて行動を起こす時、初めて成長するのではないでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました