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地元産、実は半分が韓国産だった「あわびの里」
読売新聞 2014年6月26日(木)13時20分配信
北海道八雲町熊石地区で5月、町などで組織する実行委員会が主催して開かれた「熊石あわびの里フェスティバル」で、韓国産の養殖エゾアワビを熊石産と偽って販売していたことが26日、分かった。
同町は「来場者に喜んでもらおうと、してはいけないことをしてしまった。
関係者一同、おわびしたい」(熊石総合支所産業課)としている。
同課によると、5月18日に町青少年旅行村で開かれたフェスティバルでは、
地元産の養殖エゾアワビ(Mサイズ、約6センチ)が、1個350円で2万個販売された。
実際には9850個が韓国産だった。熊石地区では今年2月中旬~4月上旬、
海水温の異常低温が続き、養殖エゾアワビ約10万個が大量死。
フェスティバル直前の5月上旬になっても地元産を用意できず、
函館の水産卸業者を経由して韓国産を緊急輸入したという。
最終更新:6月26日(木)13時20分読売新聞