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決勝は、佐日vs矢中
前半は矢中ペースで折り返すも
後半は佐日がボールを支配する。
しかし、双方、あと1点の追加点が取れず、延長戦へ。
延長戦では、得点を焦るあまり、お互い攻撃が雑になる。
20分の延長戦の末、結局PK戦へ突入。
7人目までお互いに譲らず、落ち着いてキッカーが決める。
8人目、運命の時が訪れる。
先攻の佐日のキッカーが蹴ったボールは真ん中寄りに甘めのスピードで入り、
PKが進むにつれ読みが鋭くなってきた矢中のキーパーに弾かれる。
後攻の矢中のキッカーが決めれば決まるという場面、会場はシーンと静まり返る。
矢中のキッカーが落ち着いて決め、結果、7-8で矢中が制す。
元日本代表監督のオシム氏も言うように「PKはクジ引きみたいなもの」
今回は矢中に勝利の女神が輝いたが、決して佐日が劣っていた訳ではない。
どちらのチームもセットプレーからの得点であり、相手を崩して点を取ったというのではない。
PKまでもつれこんだのも偶然ではなく、なるべくしてなったのだ。
佐日にもこのゲームを制するチャンスはあった。
後半~延長戦での佐日ペースの長い時間、得点出来なかったのが勝負の分かれ目だった。
矢中にしてみれば、ケガで攻撃力が不足。PK戦になったことは、儲けものだったと思う。
しかし、県大会決勝に相応しい素晴らしい試合であったことは、誰の目にも明らかであった。
年末の12/30から始まる全国大会で、栃木県代表として思いっきり戦って、栃木の名を
全国に知らしめて欲しい。矢中の活躍を心から期待する。
決 勝 | ||||
---|---|---|---|---|
矢 中 | 1 | 前半 | 0 | 佐 日 |
1 | 後半 | 2 | ||
8 | PK | 7 |
県グリーンスタジアム