セブンの「アイスカフェラテ」(新発売)を飲んでみた→結果

この記事は2015年8月18日に最終更新したものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

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自分的に美味しいカフェラテのポイントは、

1.濃い目のコーヒーがベース(エスプレッソが基準)
2.乳脂肪分3.5以上の牛乳を使用している
3.ミルクがシルクのようにきめ細かに泡立っている
4.コーヒー対ミルクが8対2もしくは7対3

です。

では、飲んだ感想を。スチーマーもないコンビニの簡易コーヒーマシンに美味しいカフェラテなど期待するほうがどうかしてますが、カフェラテと称するからには、それなりの味を期待します。

まず、冷凍庫にある黒い氷の入った容器を買います。中が見えないので開けるまでどうなっているのか気になりましたが、会計を済ませ開けてみると氷(クラッシュ)の上に白くて丸い凍ったミルクの塊がコロコロ入っていました。

ファミマやファミレスのようにミルクとコーヒーが別々に抽出され容器に入るものと予想していましたが、見事に裏切られました。

うーん、考えただけで味の想像がつきます。暫くマシーンのボタンにラテ用のボタンが無いのかマジマジと探してしまいました。残念ながら見つからず。要するにこれは、既存のマシーンには改良を加えず、凍ったミルクの容器に今までと同じアイスコーヒーを注ぐだけの手抜きアレンジコーヒーですね。

諦めていつもどおりアイスコーヒーをラテの黒い容器に注ぎます。容器の6分目くらいでコーヒーが止まりました。あれっ?なんか少ない気がします。

よくわかりませんが、アイスコーヒーに比べ、氷が少ないのかも。

車中で撮影したのとカップが黒いので写真が暗いですが、飲む前に見た感じはこんなです。

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マシーンの構造的にあたりまえですが、フォームミルクではないのでミルクの泡立ちもほんのすこし、いやいや、これは泡とは呼べませんね。ラテの美味しさの大切なポイントであるクリーミーなきめの細かいミルクの泡立ちが皆無です。

量的にも外側は黒いのでわかりませんが、カップの6分目しか入っていません。割高感を感じます。

と、見た目は仕方のないところ。味が良ければ全て良し。さてさてお味はいかに。。。

小岩井のコーヒー牛乳のほうが、苦味もあるしずっとうまい。量は少ないし、味は薄いし、氷も少なくてすぐにぬるくなる。うっすーーーいっス。これがラテ?コーヒーのコクもなく、ミルキーさは僅かにあるものの、なんか期待はずれ。

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◇まずい原因◇
1.ただのアイスコーヒーをミルクで割ってしまった。→単なるカフェオレ
2.ミルクを凍らせて氷に混ぜている分、氷が少なめで少し時間が経つとすぐに氷が溶ける→ぬるい
3.肝心のラテの基本のミルクに泡立ち(クリーミーさ)がない
4.コーヒーの味にコクがない→薄い

◇味を改善するには◇
1.アイスコーヒー(フレンチロースト)をエスプレッソ(イタリアンロースト)にするか、豆の量を増やしラテの時は濃い目に抽出(コストをかけないのなら)
2.マシンの横にミルクスチーマー(ホット用)ミルクフォーマー(アイス用)を用意(コストをかけないのなら)
3.思い切ってマシーンをファミレス式の全自動エスプレッソマシンに変更する(コスト増大)
4.氷を多くするかクラッシュアイスの粒を大きくする(角氷でも良い)

ということで辛口評価となってしまいましたが、コーヒーの味に拘らない人であれば、文句は出ないと思います。
カフェラテの定義は特に決まっていないと思いますが、フランスのカフェオレと基本的に違うのは、エスプレッソをベースにして作るため、マシンの横に付いているスチーマーでミルクを泡立ててから加えるので、よりクリーミーなミルクを味わえるということです。アイスの場合は日本独自の飲み方ですが(アイスコーヒーを考えたのは日本人)、冷やしたエスプレッソにミルクフォーマーで空気を混ぜて泡立ててから加えます。

コンビニのコーヒーに期待するほうがどうかしてますが、名前を「カフェラテ」としている以上、客の無知に付け込んだ商売には疑問を感じます。