この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。
競技規則改正に伴い下記の用に訂正しました。
安全
競技者は自分自身、または他の競技者にとって危険な用具を用いる、あるいはその他のものを身につけてはならない。(あらゆる装身具を含む)
※社会人の審判に行くと「ピアス」「ネックレス」「指輪」「数珠?(ブレスレット)」等のアクセサリーを装着した方をたまに見かけます。NGです。
基本的な用具
競技者が身につけなければならない基本的な用具は次のものであり、それぞれに個別のものである。
●袖のあるジャージーまたはシャツーアンダーシャツを着用する場合、その袖の色はジャージーまたはシャツの主たる色と同じでなければならない。
●ショーツーアンダーショーツまたはタイツを着用する場合、それらはショーツの主たる色と同じものでなければならない。
● 袖のあるシャツ
●ショーツ
アンダーシャツは、シャツの袖の主たる色と同じ色でなければならない。アンダーショーツお
よびタイツは、ショーツの主たる色、または、ショーツの裾の部分と同じ色でなければならな
い。同一チームの競技者が着用する場合、同色のものとする。
●ストッキングーテープまたは同様な材質のものを外部に着用する場合、それは着用する部分のストッキングの色と同じものでなければならない。
●すね当て
●靴
すね当て
●ストッキングによって完全に覆われている。
●ゴム、プラスチック、または同質の適切な材質でできている。
●それ相応に保護することができる。
色
●両チームは、お互いに、 また主審や副審と区別できる色の服装を着用しなければならない。
●それぞれのゴールキーパーは、他の競技者、主審、副審と区別できる色の服装を着用しなければならない。
違反と罰則
本条に関する違反があった場合、
●プレーは、停止される必要はない。
●違反をした競技者は、主審にフィールドから離れて用具を正すように指示される。
●用具を正していなければ、その競技者はボールが次のアウトオブプレーになったとき、フィールドから離れる。
●用具を正すためにフィールドを離れるように求められた競技者は、主審の承認なくフィールドに復帰してはならない。
●主審は、競技者のフィールドへの復帰を認める前に用具が正されたことを点検する。
●競技者は、ボールがアウトオブプレーのときのみにフィールドへの復帰が認められる。
本条に関する違反によりフィールドから離れるように求められた競技者が主審の承認を得ずにフィールドに再び入った場合、その競技者は警告されなければならない。
プレーの再開
警告をするために主審がプレーを停止した場合、
●試合は、主審が試合を停止したときにボールがあった場所から、相手チームの競技者によって行われる間接フリーキックで再開される(第13条-フリーキックの位置を参照)。
※競技規則改正によりこの条文は外されました。→復帰は怪我の場合と同様の措置。
※補足 : アンダーシャツの色
1.アンダーシャツは、シャツの袖の主たる色と同じ色でなければならない。
アンダーショーツおよびタイツは、ショーツの主たる色、または、ショーツの裾の部分と同じ色でなければならない。
同一チームの競技者が着用する場合、同色のものとする。
また、ストッキングテープについては「同じ色」でなければならない。
よって同系色は☓である。
※小中学生の試合に行くと(特に冬)アンダーシャツ、アンダーショーツの色がバラバラだったりします。メーカーや製造時期によっても変わることがあり、購入する際、気をつけなくてはなりません。個々で用意するのではなくチームとして揃えることが必要です。
アンダーシャツがハイネックかアンダーショーツがロングかショートかは明記されていませんので、色さえ同じ色であれば可能であると推測されます。ただし現場では誤解を招くため全員揃えることが望ましいでしょう。
▶例1
例えばコンサドーレ札幌のシャツですが、この場合、シャツの袖の主たる色とは何色でしょう?
パッと見、赤/黒の割合は半々に見えます。
ということは、主たる色とは赤、もしくは黒のどちらでも良いということになりますね。
▶例2
これはマリノスのシャツ。この場合のシャツの袖の主たる色とは何色でしょう?
主たる色は「ブルー」ですね。
2.競技者の用具に違反があると気づいた時、主審はアウトオブプレーになった時、フィールドから離れて用具を正すように指示する。
競技者はアウトオブプレーになった時、主審の承認を得て復帰することが認められる。
怪我の処置や止血等の場合と違い、インプレー中はフィールドの外に出たり復帰する事はできない。
用具を正す、または、取り替えるためにフィールドを離れた競技者は:
• 審判員に用具を点検されてから、復帰を認められる。
• 主審の承認を受けて初めてフィールドに復帰できる(承認はプレーが進行中でも行うこと
ができる)。