スパイダーモアー850ナイフベルト交換

この記事は2016年9月2日に最終更新したものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

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スパイダーモアーのナイフベルト(Vベルト)が切れた。

ベルトは年に一度は交換が必要だ。

メーカーによると100時間で交換が必要な消耗品となっている。

予め1本取っておいたので交換することにした。

まず、ベルトのカバーを外してテンションアームを外す。


このままではどこから外すのかわからないが、奥のV字の「ベルト押さえ」を外すと隙間が出来る。(写真右手)

これ↓が新品のミツボシ製スーパーAG-X

しかし、取り替えようと奥のメインプーリーに手をやるとパカっと落ちてしまった。

どうやらネジが飛んでしまったようだ。

とりあえずキーに合わせて仮付けしておくことにする。

ベルトを通してベルト押さえを元通りに組んで行く。




おやおや、ナイフクラッチワイヤーに切れたベルトが当たったのだろうか?

完全に裂けてしまっている。これだとテンションがかからない。刃が空転する原因となる。
これも取り寄せなければならないだろう。
ワイヤー各種(坂本鉄工所)
テンションプーリーの内側にベルトを通して

とりあえず今日は、ここまでにして部品が調達でき次第、再開する。

【2018-08-29追記】

今日、ベルトを交換したので追記する。
前回まではミツボシのスーパーAG-Xだったが、昨年、JAに発注しておいたのを開けてみるとバンドーのSA23.1というのが入っていた。

耐久性は使ってみないとわからないが、やまびこでは850のVベルトは、これを提供しているようだ。
メーカー推奨なので間違いないと思う。

ところで、今回Vベルトだけ交換のつもりだったが、テンションアームの片方のベアリングの回転がスムーズではないので裏返してみたところ、またしてもベアリングに寿命が来ていた。

昨年、この反対側を交換したのだが、こっちは交換しなかった側である。
スパイダーモアーは、同型のものがいたる所に使用されている。

こんな時のために余分に買ってあるのですぐに交換した。
交換には少しコツが必要だが、道具さえあればすぐに交換できる。

交換方法は過去記事に書いているので今回は使用した道具だけUPする。
絶対に必要なのは、真ん中の赤い握りの「スナップリングプライヤー」とその左にある「プーリー抜き」だ。これが無いと交換は無理だ。

上の大きなモンキーは、ベアリングを外すときと入れるときに隙間を合わせて使う。
木の端材はテンションアームにセットしたベアリングを打ち込む時やモンキーの台座に使う。

ゴムハンマーがないときは木槌でも良いと思う。

そんなわけで、チャチャッと五分ほどでベアリング交換終了。

ベルトを交換し、三角のベルト押さえを付ける。

最後にテンションアームを戻すが、その時、このリング↓を忘れないでつける。

そんなこんなで完了。