CometCacheProでAutoCacheが動かない場合

この記事は2016年10月12日に最終更新したものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

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この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

CometCacheProを導入後、SiteMapからページを事前にキャッシュする便利な機能=AutoCacheが動いていないことに暫く経ってから気づいた。
どうもwp-cronが実行されないことが原因のようだ。

プラグイン、wp本体の更新通知は動いているので、wp-cronが動いていないわけではない。
CometCacheのAutoCach-cronが動いているか確かめるにはcache先フォルダのcc-auto-cache.logを見れば良い。

ここのログが増えていなければ動いていない。
自分は暫く気が付かなかった。

それはこのサイト以外に商用のサイトをいくつか作成しているのだが、そちらで正常に動作するのを確認済みだったからだ。

同じサーバー環境でも、テーマとプラグインなどの組合せによってうまく動かないことはよくあることだ。
特にこのサイトはメール投稿をPOSTIEを使ってよくやるのだが、マニュアルでcronを動かさないとメールGet出来ないことがよくある。

きっと何かのプラグインが干渉しているのが原因なのだろうが、プライベートサイトなので忙しいのと調べるのも億劫であまりこだわっていない。
今回もそんなところでかなり遅くなってから気づいたのである。


前置きが長くなってしまったが、こういう場合、

http://(your-server-name)/?comet_cache__auto_cache_cron=yes

をアドレスバーに入れ、Enterすれば良い。

http://(your-server-name)/?comet_cache__auto_cache_cron=yes

もちろん(your-server-name)は自分のサーバー名(ドメイン名)に変更するのをお忘れなく。
すぐに問題なくキャッシュが始まるのでログを見てみよう。

CometCacheProは、シングルサイト39$。UnLimitedバージョンが139$で導入できる。

無料のものはアクセス毎にキャッシュしてくれるのでそれでも良いのだが、それに恩恵を受けるのは足跡を踏んだ二人目からとなるので、やはり予めキャッシュしておいたほうが訪問者にとって親切であろう。

他にもPROのほうは端末ごとにキャッシュしてくれるMD5-VersionSaltに対応している。
これはQuickCacheの名前だった頃は無料で使えた機能なのだが、今は有料バージョンでしか使えなくなってしまった。

他にも有料でしか使えなくなってしまった機能がいくつかある。
W3 Total Cache、WP SuperCache のほうが無料で使える機能が豊富なのでProを選ぶのは、よく考えてからにしたほうが良い。

【追 記】
うちのサーバーでは記事を更新しようとするとかなりの確率でキャッシュを消せなかった、更新できなかった、というエラーが出てしまうことがわかった。
更新するときは一時的にキャッシュを止めてから更新ボタンを押すという配慮が必要だ。
PROと言うからには改善して欲しいところだ。
とりあえずW3 Total Cacheに戻してしまった。
このサイトでは使えない。

【追 記】
サポートに問い合わせたところ「パーミッションの問題」という内容で答えが返ってきた。
早速調べてみた。
このサーバーはWin2008R2なので基本的にパーミッションの変更は出来ない。
というか、そういう呼び方がない。代わりにアクセス許可の編集というのがある。
cacheフォルダの権限はIUSR、 IIS_IUSR、 DefaultAppPool、 Authenticated Users に変更、読み取りと実行、書き込み等を許可となっている。
通常はこれでいけるはず。
期待を込めて「コメットキャッシュ→設定変更」↓

またしても同じエラー。行き詰った。
プラグインというよりもサーバーの問題なのだろう。
もう少し検証が必要だ。