実技指導

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今日は朝から車を飛ばして下野市というところに審判の実技指導とやらに行ってきた。

県からの要請で各地区の審判レベルを少しでもあげようというのが狙いのようだ。

自分は子供も卒団し、身を持て余している時間を何かの役に立つことが出来ればという思いで審判として活動している身である。

週末はここにもよく書いているように主に県内の3種で笛や旗を振っている。

4種は頼まれれば行く程度であるが、自分の原点でもあるので、行けば昔ながらの顔にも会えるし、未熟ながらも真剣な表情でボールを追う子どもたちに感動する。

さて、題名の実技指導だが、今更ながら皆さん良くやっていると感心した。

外は秋の気配もあるが、まだ湿度も高く、太陽が時々顔を出せば蒸すような暑さ。その中で40分走りきるというのは誰だってきついものだ。

それが苦にならないのは、精一杯やっている子供達を外からフォローしようという気持ちがあるからだと思う。

別に審判が好きだからやっているわけではないだろう。中には好きで好きで審判服をパジャマ代わりに着て寝るくらいの人がいると言うが。。。
きっとそれぞれに思いがあってのことだと思う。

チームに男親が少ないとか、スタッフが少ないとか。審判をやる人は、多分、お人好しの部類に入ると思う。

要するに、基本は真面目な人たちである。走れなくとも、ルールに多少の不安があっても一生懸命にやっているというのは一目見れば自ずとわかるものだ。

まず、服装。

審判は第1に見た目が大切だ。だらしない人は、ジャッジもいい加減に見えてしまう。髪型も出来れば短髪が望ましい。

全員合格。

そして主審。

主審は、試合を取り仕切る。堂々と構えていなくてはならない。自分の判定や行動に自信と責任を持つ。颯爽とした走り方、ジャッジの出し方、笛の大きさ、メリハリ。ここぞという時の素早い判断力。ルール適応の一貫性。副審との連帯性。

総合的に見て合格。点数で言えば80点。細かい事を言えばきりがないが、ひとつは手を上げるときに曲がっている人が多かった。真っ直ぐに上げる主審は、上手に見えるし、やはりカッコが良い。

もうひとつは、自分も良く言われていたが、争点を予想して位置取りをする。そのためには、ここぞというときにフルスピードで走ることが出来なければならない。ボールを縦に追っていては、争点が見えない。

普段からの体力作りは必須である。少しでも時間があれば、走ることだ。
審判の基本は走ること。センターサークル付近にいることが多いようではファウルなど取れない。

最後に副審。

副審は、ボールがラインを割ったか割らないか、特にこの前の代表戦でのような得点のシーンでゴールラインを割ったか割らないかは、主審側からは割ったと断言できるような角度ではない為、真横から見れる副審は勝敗を決める重要な役目だ。

また、オフサイドか否かを判定することも少年のコートでは見逃せばすぐにシュートチャンスに繋り易く重要だ。加えて、40分間、集中してディフェンスラインと平行に動く体力と忍耐力が必要だ。

総合的に見れば合格。点数で言えば70点。少しオフサイドラインから遅れている人がいた。ペナルティキックの時の立ち位置を覚えてない人がいた。

ゴールラインに着く前に旗を上げる人がいた。旗の持つ手が逆の割合が多い人がいた。オフサイドのフラッグの音が聞こえない人がいた。

以上、自分の気付いた点をざっくばらんにアドバイスしてきた。

アドバイスしたといえ、自分もまだまだ未熟者である。偉そうなことを言えた義理では無い。

いつも100点を目指しているが満足できたことは一度たりとも無い。上級審判には色々と教わる事が多い。

大切なことは、1試合毎に反省し、次の試合に同じミスをしない。これを繰り返すしかない。

サッカーは、同じシーンというのがひとつも無い。いつも違う人間同士がボールを奪い合い、ボールは地面を自由に転げまわり、毎回、多様な展開を見せる。

ルールブックには事細かに書いてあるが、そこには書いてないようなこともどんどん起きる。

ゆえに、主審を何試合やったから、副審を何試合やったからといってすぐに出来るようになるようなシロモノではない。

常に謙虚に自分を反省し、上級者を見習い向上心を持って日々努力することが大切だ。

そんなわけで今日の1日は自分も勉強になった1日だった。