SP850Aなどから標準仕様となった「ブレーキロック解除レバー」。
旧型SP850にも簡単に取り付けることが出来るキットが販売されている。
もうずいぶん前に取り寄せておいたのだが、忙しくて忘れていた。
ちょっと余裕が出来たので付けてみた。
取り付け方
①ハンドル左側のアクセルワイヤーの繋がっている走行ジョイントという部品をM10の六角ナットを緩めて外す。
②左側のハンドルを固定しているプッシュナットを外してハンドルを左側だけ抜く。
プッシュナットは再利用するので丁寧に外すこと。
もしも割れてしまったら一個18円で坂本鉄工所のネットショップで買える。
③ハンドルを外した所にスプリングの中心部を入れる。
④走行ジョイントを外したところにスプリングの片方を入れる。
⑤ハンドルを戻し、外しておいたプッシュナットを奥まで差し込み、抜けを防止する。
⑥新しい走行ジョイントにアクセルワイヤーを引っ掛けてから取り付ける。(古いものと取り替える)
⑦解除レバーの突起部分にスプリングのもう片方を入れ、走行ジョイントと同じ部分に重なるように取り付ける。
この時、ハンドルを入れプッシュナットを戻した突起部分に解除レバーの穴を差し込む。
⑧最初に外した六角ナットで固定する。
⑨キットに入っている新しいプッシュナットを走行ジョイントに引っ掛けたスプリングが外れないように奥まで押し込む。
⑩終了
キットにも取り付け方というか、参考写真が付いてくるので、それを見ればわかると思う。
結構簡単に付ける事が出来るので、旧型を使っている人は付けてみてはどうだろう。
ちなみに自分は坂本鉄工所のオンラインショップで手に入れた。
3672円+送料800円
ヤフオクにもある。値段が随分と違うので、ジュラルミン製とか防錆加工がしてあるとか、きっと何かが違うのだろう。
どちらを選ぶかは個人の自由である。
この値段なら送料込みかと思ったが、甘い。落札者負担である。
使い勝手は?
気になる使い勝手だが、トラックに乗せる時、ロープが要らなくなったのは助かった。
勾配のある場所でアクセルを緩めると惰性で進んでしまうが、解除レバーを使えばロックが掛かりプレーキが効く。
ただ、障害物の近くで今迄のように直前でアクセルを離したのではぶつかってしまうようになった。これは慣れるしかないが少し残念。←予めブレーキロックをかけておく必要がある。


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