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やっと外の仕事も楽になったので除草作業を再開しました。
しかし、モアーを使用して20分くらい経った頃、異変に気付きました。
作業開始時、満タンだったタンクがもうそろそろ空っぽです。
普通は1時間は持つというのに。それに加え、吹け上がりが悪い。
かぶったような症状です。エアフィルターを外すと湿っています。
一旦、作業を中止して自宅へ点検に戻りました。
案の定、エアフィルターを外してエンジンをかけてみると、フィルター側に燃料が吹き出していました。
いわゆる「オーバーフロー」ってやつです。これではエンジンはカブるし燃料だってどんどん減っていきます。
原因を突き止めるため、キャブをバラし、キャブクリーナーをかけてエアーを吹きました。
ダイヤフラムの硬さは問題なし。
通常は上の分解図のように30番の丸い円盤に穴が空いたメタル側をニードルバルブ側に向けるのですが、反対向きに付けてみることにしました。
それ以外の箇所は元通りに組み付けエンジンをかけてみました。
するとなんとなく調子が良いように思えました。
とりあえず、このまま使って様子をみてみます。
続きは後日。
【2017-9-11追記】
特に問題なく使っていましたが、なんか逆さについているというのも気持ちが悪いので、元に戻しました。
半日使用しましたが、問題なく動いています。ということは、やはりキャブ内に何か小さなゴミでも詰まっていたということでしょう。
高回転側で馬力も出ていますし、アイドリングも安定しています。
様子を見ます。
【2017-9-30追記】
どうもエンジンの掛かりが悪いのでダイヤフラムを新品に交換しました。
よく見ると燃料の吸い込み側のダイヤフラム(部品番号5806122040)の台形部分が膨張していました。(赤丸のパーツ)
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交換後、すこぶる調子が良くなりました。
やはりダイヤフラムが原因でした。燃料の吸い込みすぎもココが原因だったのかも知れませんね。
昨シーズン交換したのですが、年に一度は交換が必要かもしれません。
来年から定期的に交換することにします。
いつ交換したのかわかるように自分はスパイダーモアー専用の予備部品が入った段ボール箱に交換した年月日をメモしています。
ちなみに今年交換した箇所は、
1.Vベルト(毎シーズン1回は必ず切れる)
2.十文字刃(減り具合を見て・・・だいたい2年に一度)
3.プーリーの反対側(地面側)のネジ(いつの間にか飛んでいってしまった)
4.裏側鉄車輪2個(850用→最新型851A用に)
5.前側鉄車輪2個ダストカバー(穴あき)→来年851A用に鉄車輪ごと交換予定
6.ダイヤフラム(今回)
7.作業中にどこかへ飛んでしまったネジ2箇所
今年は鉄車輪交換で間違ってアッセンブリーで頼んでしまいw痛い出費でした。
使い続けるには、マメなメンテが必要な機械です。
メンテさえきちんとしていればいろんな場面で活躍してくれます。