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先日、自宅サーバーのCPUをCore i ⅢからXeon E3に交換した。
処理能力は、デュアルコアからクアッドコア&8スレッドとなったことで格段にUPした。
現在、8つのWEBサイトをひとつのサーバーで運用しているが、すべてのサイトでWordPressを柱に作った為、PHPとMySQLの動的処理とで重くなりがちだ。
少しでも改善されればとの思いから少し高価だが、Xeonへと交換した。
管理画面の動きがスムーズになったので投資した分は効果があったと思う。
しかし暫くするとファンが常に全開状態になることに気づいた。
これは明らかに熱暴走の症状。
それまでの静音サーバーから爆音サーバーに生まれ変わってしまった。
何が原因か、暫く様子を見ていたのが、マザーボード上の位置関係を見直しているうちに気付いた。
なんとCPUファンの回転方向を勘違いし、逆付けしてしまっていたのである。
フロントパネルから背面に向かって進んでいく空気の流れに対し、CPUファンの排気をフロントパネル方向に向けて組んでしまった。
背面ファン←CPUファン→フロントパネルファン←
これでは1番高熱を吐くCPUの熱が篭ってしまって熱暴走するに決まっている。
初心者がやらかすような単純なミスである。何事も単純にはいかないものである。
【追記】
今回はCPUを交換したが、実は1年くらい前からサーバーの高速化に取り組んでいる。
MySQLを5.1→5.5→5.7→8.01に。
phpを5.2→5.4→7.1にアップグレード。
SSD化はOSを入れ替えず、丸ごとクローンしたが、(玄人志向のクローン機を使用)、RAID1で組んでいるため、コピーしただけでは起動しなかった。
ソフトウェアRAIDなので、最初にRAID情報を書き込み、その上でクローンを作るという二重の手間が必要だ。WEBサイトを止めるのも難しく、入れ替える時間がないので進んでいない。止めないでやるにはアクセスの少ない深夜の作業になる。
そこで、メンテ用にもう一台、サーバーを組もうと考えている。OSも2008なので2012か2016で組もうと思っている。Linux系でも勿論良い。
RAIDを組んだHDDはもう5年近く使用しているのでいつ逝ってもおかしくない。
壊れる前になんとか間に合うと良いのだが。。。
【2019/10/26】
OSをLinux→CentOS7に変更。
Linux centos7 3.10.0-1062.1.1.el7.x86_64 #1 SMP Fri Sep 13 22:55:44 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
Windowsより格段に速くなった。
サーバーはLinuxに限る。
コマンドでの管理は少し面倒だが、やりたいことが出来ているので良しとする。