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100均には日用品で便利なものがたくさん売っている。
なので、生活の中で何か足りないという時には、そう言えば100均にこれあったなぁ?とつい思い出しては寄ってしまう。
そこで、それだけ買って帰ればいいものを、レジに行くまでにそう言えば、あれも必要だったかな?ついでにこれも…と気付くと108円で済んだ買いものが500円以上買っていることがよくある。
そうやって買ってきたものは結局使わずに忘れてしまう事が多い。
そうなのだ。これこそが人間の深層心理をついた商売成功の秘訣なのである。
同じ雑貨店では、ドンキホーテが良い例だ。所狭しと並んだ商品は人間の購買意欲を掻き立てる。
これは、何の商売にも言えることだ。
例えば、飲食店。何かを食べに行きたいと思って行くのだが、あれ?セットメニューもあったのか、少し高くはなるけど、こっちにしようかな。
居酒屋で隣の席に美味しそうなものが運ばれて来れば、あれも食べたいな、すいません、隣の席と同じものを追加で…。
大きなショッピングモールに行けば、それはもっと顕著で、あら?こんな店あったんだ。あっ!これ、欲しいな。
1人が2人、そして家族で行ったとなれば、それが2倍、3倍、と、どんどん財布が軽くなっていく。
そうなのだ。人間とは気づかぬうちに無駄遣いをしてしまう生き物なのだ。
だから100均に入るときは「絶対に必要なものだけ買うぞ!」と心に決めて入らなければならない。
極端にいえば、108円だけ持って行くのだ。
それ以上、財布にあればきっとあなたは無駄なものを買うはめになる。
必要なものだけを買うという事は意外と難しいことなのである。
誘惑に負けない「固い意志」が必要なのである。