聞き苦しい日大の説明

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組織ぐるみで反則行為を推奨していたことが明らかになった日大アメフト部。

反則した選手は潔く認めているのに対して日大側は、なんとも聞き苦しいお粗末な説明。

日大側によれば、「相手のQBを潰してこい!」というのは、「思い切って行け!」という意味で使ったのだという。

自分はアメフトのルールは知らないが、単純に考えて、「潰してこい!」という言葉は、相手を試合に出られなくしろ!という意味に聞こえる。

怪我をさせろとは言ってないというが、試合に出られなくしろというのは遠回しに言えばそういう事である。

言ってない言った言わないというのは、上に立つものの勝手な言い訳である。ズルイ言い逃れである。

サッカーであれば、不用意で無謀で過剰なファウルは、一発レッドカードである。
それもボールとは関係のない別の場所で起こった反則行為だ。

意図的な事は間違いない。

不用意で無謀で過剰な反則行為は、イコール→大怪我をさせることになる。

スポーツで絶対にやってはいけない悪質なものだ。

この反則行為が起きた時に撮られていたビデオを見たアメフト関係者によれば、日大側のベンチスタッフは、普通ならボールの方向に目がいくはずなのに、この反則行為が起きた方向を見ているのは明らかにおかしいと言っている。
まるで、指示通りに選手がやったかを確認しているようだというのだ。

それは、反則行為を犯した選手の説明とも辻褄があう。
試合前にコーチから「出来ませんでは済まされないぞ!」と念を押されたのだという。

もしもベンチ側の意図でないのなら、ファウルした瞬間にコーチや監督が「何をやっている」とか、選手を否定したりベンチ内が騒つく筈だ。

そうした様子は全くない。これは組織ぐるみで反則行為を指示したことを隠蔽するつもりなのだ。

誠意を持って反省している選手に対し、日大側は、どこまでシラを切るつもりなのだろう。

反則行為を犯した選手が言葉の意味を履き違えたとして最後まで逃げ切るつもりなのだろうか?

この選手の会見を見る限り、嘘を言うような人ではない。寧ろ、素直で正直な青年だ。コーチや監督が威圧的であるというのは、傍目から見てもわかる。

アメフト部だけではない。日大の事務局側も選手の言い分を無視してアメフト部の監督やコーチを守る方向に走っている。

この監督は、常務理事で人事権があるということから大学の実質ナンバー2。誰も怖くて責任を追及出来ない。全く呆れた大学だ。

もしも自分がこの選手の親なら、こんな大学は速攻で辞めさせる。
大学を信用し、高い授業料を払って子供を預けているのだ!
学生のせいにして大学の責任を言い逃れするなど以ての外だ!

怪我という言葉を使わなくても意図的に反則行為を指示したことは明白である。

正直に話した学生に対し、フォローするどころか、嘘つき呼ばわりである。

自分はこの反則行為を犯した選手の勇気ある行動に敬意を表する。