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宇宙人が作ったのでは?と話題になるのも頷ける。
ほとんど正確な長方形である。
「卓状氷山」と呼ばれ自然にできるものらしいが、角は正確な直角になることが多く、そのうち周囲の氷山とこすれあい、段々と角は崩れてしまうのだそう。
この氷山は全長が1.6キロあるというのだから驚きだ。
WEBの辞典によると大きいものだと高さ100メートル全長300キロにもなるという。
肉眼で見たら想像を絶すると思う。生きているうちにこの目で一度は見てみたい。
//www.bbc.com/japanese/45962244
BBCからの引用
米航空宇宙局(NASA)は23日、南極近くのウェッデル海に浮かぶ長方形の氷山の写真を公開した。
この写真は先週、NASAの研究用飛行機に乗っていた科学者により撮影された。
断面の角度が急で、表面が平らなことから、NASAはこの氷山が棚氷から最近分離したとみている。
氷山の角は鋭く、まだ南極海の波ですり減っていない。
ただ、このような物体は未知なわけではなく、むしろ「卓状氷山」という名前もついている。平らで長い氷山で、棚氷の端から分離して形成される。
NASAと米メリーランド大学に所属する氷河学者ケリー・ブラント氏は、卓状氷山形成の過程が、伸びすぎた爪が先端で割れるのに少し似ていると語った。
ブラント氏によると、卓状氷山は幾何学的な形になることが多いという。
「この氷山が少し普通と違うのは、形がほとんど正方形のように見えることだ」ブラント氏は付け加えた。
今回撮影された氷山は、南極半島東部の「ラーセンC」と呼ばれる棚氷が崩壊してできたとみられる。
写真からは氷山の正確な大きさを判断するのは難しいが、専門家は全長を恐らく1.6キロ以上と推計した。
また、全ての氷山において、表面の見えている部分は、氷山全体のほんのひとかけらに過ぎない。この氷山の場合、見えている部分は全体の約10%という。
(英語記事 Nasa photographs rectangular iceberg)