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夏の暑い日に850で作業していると突然ストップする時があります。
原因はいろいろありますが、疑われるのはイグニッションコイルの寿命orスタートスイッチの電線の「ショート」です。
前者は交換、後者はスターターの奥にあるエンジンカバー(クーリングカバー)を開けてみるとエンジンヘッド横を通るイグニッションコイルの線が熱で溶けて金属部分にショートしている場合があります。
絶縁テープかアルミホイルでとりあえず応急処置します。
前者、コイルの劣化が原因の場合、エンジンが冷えると復活するという特徴があります。
プラグの火花を見てみると、冷えている時は大きな火花が飛びますが、止まった時に見てみると小さな火花、又は殆ど見えないくらいの弱い火花になっています。
目で見てもわからない場合、このようなツールを使用するとわかりやすいです。
もしもスパークが弱い(火花が小さい、火花が出てない)場合、修理出来ません。交換が必要です。
イグニッションコイルの交換は約15,000円程です。
また、私が実際に遭遇した故障は、「エンジンの焼付き」です。
真夏の日中の作業中、とても暑いので少し休もうと高回転なのにすぐにエンジンをオフにしたところ、焼付きました。
アイドリングになる前にエンジンオフしたことでエンジンが高温状態のまま急に止めてしまったのです。
少しでもアイドリングが長ければエンジンが冷めて焼付きは起こらなかったと思います。